quote
8
notes
"
福島県の状況は、例えば・・・
美味しいと評判のお弁当屋さんに、生ゴミ運搬車が突っ込んできて
厨房に生ゴミが撒き散らされた状態だ
そして今、ふくしま新発売。がやっていることは
たまたま生ゴミで汚れなかった調理台を使って弁当を作っている。それを売ろうとしている。そういうことだ
お客さんはこう聞くだろう
「この前、生ゴミがぶちまけられたけど片づけた? 大丈夫?」
そしてお弁当屋さんがこう答えるわけだ
「片付けてないけど、汚れてない台を使ってるんで大丈夫です」
売る側は知ってる
きちんと汚れてない調理台でお弁当を作ったことを
だけど買う側はこう思う
「お前馬鹿じゃねえの?」
もう一度言わせて欲しい
やるべき順序が絶望的なまでに間違っている
日本人はそんなに薄情じゃない
必死に除染してる間はきっと支援してくれる
苦しみを分かち合おうとしてくれる。
それを大変だからとか、おかねがかかるからとかいう理由で
ろくに除染をしようともせずに、安心だ安全だ、買わないのは風評被害だ
そんなふうに消費者のせいにするからどうしようもないことになる
世間は冷たいわけじゃない。
僕たちを見捨てはじめたわけじゃない
彼らは不誠実な僕らに愛想を尽かしはじめただけだ。
なぜそれがわからない
これは「信用」の話だ。「消費者心理」の話だ
極端な話をすると、科学的根拠とか、それに基づいた説明とか
そんなものはケツ拭く紙にもならない
消費者にヒステリックだと注意したところで何の意味もない
震災後、今までの対応が消費者の目には不誠実に映ったんだ。
仕事で帰れなかったけど
お盆に帰ります。お土産何がいいっすか?と聞いた僕に義母はこう言った
「野菜買ってきて」
悲しいけど気持ちはよくわかる
県民にまで福島産は信用されていない
だから必死に除染して、その姿を見せて
誠実な対応をして
無くした信用を再度少しずつ重ねることが何よりの近道だ
というより、それしか道は無い
いいものが必ず売れるんだったら苦労しない
信用が価値をなさないんだったらブランドなんて概念が存在するわけがない
理不尽だろうが納得いかなかろうが
そういうものなんだから仕方がない
特に食品系なんて、一回のズルであの雪印が潰れる世界なんだぞ
後出しじゃんけんを繰り返して乗り切れるような甘い世界じゃないんだ
"